
みなさんこんにちは!
以前から中途半端になっていたミュージシャン紹介シリーズ、アル・クーパー特集の続きです。
今回はその第4弾です。それでは、行ってみましょう!
4th Album.”New York City” (You’re A Woman.)発表!1971年。

AmazonのCDレビューを見て驚いたのですが、新品のCDとして買うと¥5,980もします。限定版だとなんと¥9,800。
プレミアというのとは違うみたいです。本来プレミアがつくはずの中古だと¥880で、インポートつまり輸入盤だと¥1,150です。
もはや昔の名盤も配信やYoutubeで聴けるし、CDはマニア向けなのかもしれません。だとしても値段を高くしすぎな気もしますが。
収録内容も変化ないし、紙ジャケット仕様なら尚更安くして欲しい
でもだとしたら、やはりAmazonの「新品」という表記はおかしいですよね?
もう少し詳しく調べてみたら、disc unionでは¥1,760ですが廃盤のため「注文不可状態」。その他のTOWER RECORDSやHMVなどのCD通販も同様でした。(一部中古での取り扱いのあるサイトはありました。)
- New York City.(You’re A Woman.)
アルバムの表題曲です。僕はこの曲が好きで、特にピアノ弾き語りで始まる冒頭部が特別好きです。メロディ作曲能力は相変わらず秀逸。
“Please Let Me In~”から始まる冒頭の弾き語りパートが大好きなフレーズです。
- New York City.(You’re A Woman.)
これは同じ曲を違う人がアップしたもので、画像編集でオリジナルPV風になっています。
ただ、残念なのは僕が一番好きな冒頭部のピアノ弾き語りがなぜかカットされています。
ただ、動画として優れているので両方アップしました。
- John the Baptist.(Holy John)
アルバム2曲目。日本語タイトルは「洗礼者ヨハネ」
ホーンセクションを大胆に取り入れたアレンジは得意分野ですね。キャッチーな曲です。
できれば1曲目にもホーンが欲しかった。
- John the Baptist.(Holy John.) Blood Sweat & Tears.
アル・クーパーが創設し、すぐ追い出されたB,S&T.によるカバー。
クーパーさんがオリジナルだけど、ボーカルはこちらが上手い。
- Can You Hear It Now.(500miles.)
ピーター・ポール&マリーの「500マイル」をクーパーさんなりにアレンジした曲です。ボーカルよりも途中のギターソロがすごい。
これによって完全オリジナルと言って良い独自カバーになっています。
要するにクーパーさんの独壇場です。
- 500miles.Peter,Paul&Mary.
PPMといえばフォークグループとして超有名です。
この曲もいろんな方たちがカバーしています。
特に一時期日本ですごかったフォークブーム世代のミュージシャンに多いですね。
- 500miles.HIS.
HISというのは、細野晴臣さん、忌野清志郎さん、坂本冬美さんによるユニット。
この曲に関してはほぼ忌野さんの独壇場。
演歌という分野から参加した坂本冬美さんはほとんど声が聞こえません。
- 500miles. 藤原さくら。
日本人天才少女シンガー、藤原さくらさんのカバー。
動画の方はどこかのイベント会場で行ったライブでの演奏。ちょっとMCが長いですが。
後、できればウィスパーはやめて欲しい。
- 500miles. 福山雅治。
先にあげた藤原さくらさんは福山さん主演のドラマで福山さんにプロデュースしてもらうヒロイン役でした。
残念ながら、ごく普通のカバー。
- The Ballad Of Hard Rock Kid.
アルバム4曲目。この’70年代初頭にハードロックなんてジャンルがあったのだろうか?
- Going Quietly Mad.
アルバム5曲目収録。シングルカットもされました。マイナーコードの悲しいメロディでの作曲が得意な人です。
「静かに狂っていく僕」という日本語タイトルは秀逸。
- Medley – Oo Wee Baby, I Love You, Love Is a Man’ s Best Friend.
この曲からアナログ版ではB面になります。アルバム6曲目のメドレー曲です。
フレッド・ヒューズの”Oo Wee Baby,I Love You.”とクーパーさんオリジナルの”Love Is The Man’s Best Friend.”をメドレーにしたもの。
こう言った曲作りはトッド・ラングレンも得意ですね。
- Oo Wee Baby,I Love You. Fred Hughes.
こちらはフレッド・ヒューズによるオリジナル。
アレンジ、コーラス、そしてメインボーカルともに重厚で、いかにもソウルな曲です。
- Come Down In Time.
8曲目収録のエルトン・ジョンのカバーです。
素晴らしいカバーです。
- Come Down In Time. Elton John.
こちらは本家、エルトン・ジョンのオリジナル・バージョン。
- Come Down In Time. Sting.
実は、かのStingさんもこの曲をカバーしています。
こちらはエルトン・ジョンの曲を様々なミュージシャンがカバーしたアルバム”Two Rooms.”収録。
- Come Down In Time. Sting.
上の動画は途中でインタビューが入ってしまうので、音源だけのもアップしておきます。
- Come Down In Time. Elton John & Sting.
こちらはエルトン・ジョンとスティングの共演ライブ映像。
- Nightmare #5.
10曲目収録の「悪夢第5番」
面白い歌詞をそのままトレースしたような編集動画も一緒にお楽しみください。
- The Warning (Someone’s on the Cross Again?)
11曲目でアルバムラスト収録曲です。
日本語タイトル、「警告(誰かが、また、いかさまをやろうとしている)」
- Back On My Feet.
収録順は前後するけど、個人的に好きな小曲、”Back On My Feet.”アルバム7曲目収録。
日本語タイトル、「人生とは辛いもの」
まとめ。Summary.

ソロアルバム4枚目ですが、クーパーさんの場合は個人的に、評判の良いセッションアルバムより作曲能力の高さが遺憾無く発揮されているソロアルバムの方が好きです。
おそらくよく指摘されるようにボーカルの下手さがイメージ的に相当足を引っ張っているようですが、作曲能力はそれを補ってあまりある。
このアルバムに関しては、表題曲を聴くだけでも価値があると思っています。
ぜひ少しでも興味を持ったら、一回だけでも聴いてみて欲しいですね。
というわけで、今回はここまで。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました!
またすぐ、お会いしましょう!
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jacotosh
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