みなさん、こんにちは。

今回は「僕のリスペクトするミュージシャンご紹介シリーズ」第6弾です。

アル・クーパーさんの5thソロ・アルバムをご紹介します。正直、クーパーさんの数少ないソロアルバムの中でも、最も印象が薄いアルバムですが、結構いい曲も揃っています。

それでは、行ってみましょう!

5th ALBUM.”A Possible Projection of the Future./Childhood’s End.「早すぎた自叙伝」1972年発表。

実に目を引くアルバムジャケットですが、特殊メイクをして老人に扮したアル・クーパーさん本人です。

特に1曲目のアルバムタイトル曲は「自叙伝」的なクーパーさん自身の歩いてきた足跡を振り返る歌詞。彼の敬愛するボブ・ディラン的な歌詞の内容重視の曲。アプローチ的にはジョン・レノンの「ジョンの魂」収録の”GOD”に近いかも。時代的にも近いし。

またサウンド的、アレンジ的にはボブ・ディランや「ジョンの魂」とは真逆で、シンセやSE、ストリングスなどを大々的に取り入れてむしろ派手です。

アコースティックではなく、プログレっぽい印象です。

でも、そうした歌詞重視の曲は実はこのタイトル曲と、ラストの曲のみで、他の曲はいつも通りのメロディアスな良曲と独自のカバー曲で構成されています。サウンド的にも安心のブルースセッションでの名演奏です。

  • A Possible Projection of the Future.

Youtubeで見つけました。誰が作ったかはわからないけど、新旧の映画のワンシーンやCGによる3Dアニメーションまで取り入れ、非常に凝った作りのMVです。

Youtubeはこう言った発見が常にあるから楽しい。

曲自体も別に歌詞カード片手に聴き込まなくても優れたメロディや歌唱、演奏で十分聴けます。

  • The Man In Me.

ボブ・ディランの曲のカバーです。’70年発表の「新しい夜明け」というアルバムに収録されている曲なので、当時としては割と新しめのチョイスですね。

ファルセットボイスでオルガンメインの演奏もハマってます。

  • The Man In Me. Bob Dylan.

こちらは本家、ボブ・ディランのオリジナル。

曲はコーエン兄弟の「ビッグ・リボウスキ」という’90年代のコメディー映画のオープニングに使われ、PVも映画の映像です。

カルト映画としてマニアックな人気のある映画です。

  • The Man In Me. The Clash.

3大パンクバンドの一つ、クラッシュによるカバー。彼らが得意なスカ&レゲエ調のアレンジ。

PVの映像も面白いけど、元ネタはなんの映画だろう?

  • The Man In Me. Joe Cocker.

さすがロック・レジェンド、ボブ・ディランの曲。たくさんの人がカバーしてます。

こちらはジョー・コッカーさんによるカバー。

  • Fly On.

偶然できたのか、それとも強くヒットを意識したのか、アルバムの中でも最もキャッチーな曲です。

こういう曲作りが次回作の実際のヒットへとつながっていきます。

  • The Monkey Time.

以前、ローラ・ニーロさんの記事でも触れたメジャー・ランスさんのカバーです。

表題曲のちょっと沈鬱なイメージが強いですが、実はこう言った軽快な曲が多く収録されています。

  • The Monkey Time. Major Lance.

本家のバージョンを。以前載せたのはライブ音源なので、こちらはEP版の音源です。

また、こちらも映像がいい。

  • Swept For Your Baby.

アルバム7曲目収録のこの曲はモータウンの大御所、Smokey Robinsonのカバー。

同じカバーの軽快な”The Monkey Time.”とは対照的にバラードですが、こちらも見事なカバーです。

  • Swept For Your Baby. Smokey Robinson & The Miracles.

こちらはSmokey Robinson & The Miracles.によるオリジナルバージョン。

歌のうまさだけなら本家の圧勝ですね。

また音源のアナログレコードのスクラッチノイズが聞こえるのも愛嬌ですね。

  • Swept For You Baby. The Sylvers.

こちらはシルバーズによるカバー。

日本ではあまり知られていない。’70年代のソウル・コーラスグループです。

  • Bended Knees.(Please,Don’t Leave Me Now.)

アルバム8曲目収録。クーパーさんのオリジナル曲です。

曲調的に’50年代のR&B曲っぽい。レイ・チャールズさんがオリジナルと言っても通用しそう。

  • love Trap.

アルバム9曲目収録。こちらもオリジナル曲。

個人的に好きな曲です。’80年代ブリティッシュ・チャートあたりに入ってそう。

  • Childhood’s End.

アルバムラストを飾るオリジナルのバラード。1曲目と対をなしてます。

でもまず、曲の歌詞がどうとかアルバム全体のコンセプトがどうとかいう難しい考え方は抜きにしても、十分曲のよさだけで楽しめるはず。

  • Please,Tell Me Why.

アルバム4曲目収録のレゲエミュージシャン、ジミー・クリフさんのカバー。

  • Please,Tell Me Why. Jimmy Cliff.

こちらは本家のジミー・クリフさん。

声が突き抜けていて、歌い方が明朗!

  • Let Your Love Shine.

アルバム6曲目、アナログ版ではここからB面。

クーパーさんのオリジナルで、個人的にお気に入りの曲です。

まとめ。Summary.

やはりアル・クーパーさんはセッションアルバムやプロデューサーとしての評価ばかりが目立つので、ソロ・アルバムも素晴らしいということが伝わって欲しいと思って、この記事を書いています。

さて、次にクーパーさんの記事を書くときは、一番ファンの多い6枚目のアルバムのご紹介となります。

お楽しみに。

それではここまで読んでくださって、ありがとうございました!

またすぐ、お会いしましょう!

(Visited 2 times, 1 visits today)

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう