
トッド・ラングレンさんおすすめ記事第2弾です。
前回はアルバム紹介がメインだったので、今回はズバリおすすめ曲をご紹介しようと思います。
Youtubeで視聴可能という制限というか条件付きですが、ほとんどの曲が音源だけでもアップされているみたいなので、本当の意味でのおすすめ曲を選びました。
また、活動時期というか黄金時代が’70年代なので、公式PVというのも異様に少なく、ほぼ音源のみのご紹介になるので、あしからず。
それでは、行ってみましょう!
- We Gotta Get You A Woman.
デビューアルバム”Runt”に入っているヒットはしなかったけど、人気の高い名曲です。トッドさんはメロディメイカーとしての才能が優れていると確信できる曲です。
ヴィデオは公式PVではなくファンの人が歌詞の内容に合わせて写真を編集して動画を作ったものです。
- Baby Let’s Swing.
アルバムでは自作曲のメドレーパートがあるのですが、そのメドレーの冒頭を飾る曲です。優れたメロディーで、セッションに参加しているのはThe Bandのメンバーと豪華なのですが、この曲はメドレーの一部としてワンフレーズしか入っていませんでした。
しかも、アルバム発売当初は版権管理が混沌としていたため、Ampex版とBearsvil版があり、レアなAmpex版にはこの曲のフルバージョンが収録されていると聞いたので、どうしても欲しかったけど、当然手に入らなかった。
ところがそのフルバージョンが今やYoutubeで簡単に聴ける時代になったのです!
この曲自体もトッドさんと交流の深い、白人女性シンガーソングライター、Laura Nyro(ローラ・ニーロ)さんへのオマージュ曲です。この辺も少し詳しい解説が必要なので、のちに解説しようと思います。
- A Long Time,A Long Way To Go.
2ndアルバム収録の個人的に好きな曲です。短いし、ピアノ伴奏のみのシンプルな曲だけど、やはりメロディが優れています。
ファンの人が作ったものだけど、動画もあったのでアップしました。
- I Saw The Light.
トッドさんの曲で最も知名度が高く、人気も高い、間違いなしの代表曲です。
タイトルを知らなくても、「聴いたことある!」となる人も多いと思います。
アルバム”Something/Anything?”のトッドさん自身によるライナーノーツにも、「アルバム一曲目なら絶対この曲!モータウン方式で一曲目を選ぶなら」と書いているので、当時からこの曲に相当自信があったことが伺えます。
- I Saw The Light.Todd Rundgren,Daryl Hall.
同名曲のライブ演奏です。2011年にダリル・ホールさんの自宅でセッションした時の演奏と映像です。
- I Saw The Light.Covered By 高野寛。
トッドさんに深く傾倒する日本人ミュージシャン、高野寛さんの同名曲のカバーです。
メジャーデビュー前の’86年、素人時代のもので、トッドさんに憧れて、自宅録音しています。完コピしているけど、音質は残念。
- Hello It’s Me.
ソロデビュー前のナッズというバンド時代の曲だそうですが、”Something/Anything?”の中で再録音、再収録しています。
やはり優れた曲ですね。それとトッドさんのヴォーカルも、か細いから歌ウマとはならないけど、いい声しています。
- Sometime I don’t Know What To Feel.
好きな曲だけど、ファンの人が編集して作った動画すらなかったのが残念。
当時流行のフィラデルフィアソウル風の曲です。ダリル・ホールさんは明らかに、このころのトッドさんの声質、歌唱法を意識していますね。
- Just One Victory.
こちらもフィリーソウル風のアルバムの最後を飾る名曲です。ラブソングやネガティブ思考な歌詞が多い中、ものすごい前向きな姿勢の珍しい曲です。
途中、トッドさん本人のボーカルをいくつもいくつもオーバーダビングしてソウル・グループのコーラス風に作りあげる技法は、キラキラなアレンジと相まって、重厚なサウンドに仕上がっています。目まぐるしく景色が変わる万華鏡を覗いているみたい。
- Just One Victory. Artists In Residence.
2016年秋にノートルダム・ジャズ・バンドとセッションしたときの映像です。
できればこのドキュメンタリーをフルで見てみたい。
- A Dream Goes On Forever.
非常に美しい曲で好きな曲です。ファンからの人気も高いみたいです。
バロック風のピアノイントロでまず惹きつけられるけど、ライブ音源を聴くと、普通のピアノでも全然OKです。
- A Dream Goes On Forever. Fan Made.
ファンの人が編集した動画だけど、映像が曲のイメージに合っているので、こちらもアップします。
音源はいつのものかわからないけど、明らかにライブ音源ですね。
- Can We Still Be Friends.
’78年のヒット曲です。珍しく公式PVがあります。
いい曲だけど、特に目新しさもないので、僕個人は深い思い入れはありません。「友達でいてくれるか?」という歌詞が時代の雰囲気と合っていたのでしょう。
- Can We Still Be Friends.covered by Rod Stewart.
’84年のロッド・ステュワートさんによる同曲のカバー。シンセの音がいかにもな当時の音。
ロッドさん特有のダミ声は健在だけど、軽〜く歌ってますね。
- Love Is The Answer. Utopia.
Utopia名義なのでどうしようか迷ったけど、両者に違いは特にないみたいだし、明らかに名曲なので、あげることにしました。
「愛こそが答えだ!」というメッセージ色強めの曲です。
- Set Me Free. Utopia.
Utopia名義では最大のヒット曲です。ちゃんとした公式PVも作られているのでアップしました。
トッドさんではなくメンバーがメインボーカルを取っているので、この頃はバンドとしてメンバーそれぞれの個性を出していこうとしていたと思われるけど、何らかの事情で、それができなくなったと思われます。
この後のUtopiaはただの惰性でやっているとしか思えない。
- There Goes Your Baybay.
’82年に発表されたアルバムに収録されているただの1曲に過ぎないけど、個人的に好きな曲なのでアップしました。
歌い方が力強くて、曲のかっこよさといい相乗効果になってます。
- Espresso.(All Jacked Up)
’95年発表のアルバム”Individualist”収録曲です。当時頻繁にFMでかかってました。
だからシングルカットされたはずだけど、なぜか公式PVが存在しません。
こちらは何かしらの経緯で作られたレゴブロックアニメーションのかわいいPVです。
まとめ。Summary.

いかがだったでしょうか?トッドさんのソロでのミュージシャン活動をメインに、それらと関連した曲もいくつか挙げてみました。
でもトッドさんの魅力を語るには、プロデューサーとしての一面にもスポットを当ててみたいので、その辺りのご紹介も考えています。
断っておきますが、トッドさんは今も現役で、ペースは落ちているけど、定期的に新作をリリースし続けています。最後にYoutubeで偶然見つけた2015年のFUJI ROCKフェスに出演した時の映像です。
それでは、今回はここまで。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました!
またすぐ、お会いしましょう!
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