6月18日はポール・マッカートニーさんの誕生日でした。今年で77歳です。

たしか2000年代に来日した時は僕も東京ドームライブに行きました。

この時は僕の音楽好きの友達の熱意がすごかった。

「恐らくこれが最後の来日だから、絶対に行きたい!」

すごい熱意だったし、僕もその通りだと思って、一緒に行きました。ライブ自体は楽しかったし、生でポールさんのライブを体験できたと言うだけでうれしかったし、人生の記念のような思い出です。

でも、ポールさんはその後も何度も来日しているし、今年も来日しました。まだまだ元気です。

今年、ポールさんが来日した時のテレビの特集番組で湯川れい子さんがインタビューしました。

湯川さん「若さの秘訣は?」

ポールさん「セックス・アンド・ドラッグさ!」

まだまだイングリッシュジョークも衰えていないですね。あと、いつまでも、サービス精神を忘れません。

ロックスターは仏頂面でスカしていると言う一般的なイメージは、日本独自の文化というか勝手に作られたパブリックイメージだと思っています。

今回は、ポールさんの誕生日を記念して、超個人的な目線でポールさんの略歴をご紹介しようと思います。

それでは、行ってみよう!

The Beatles来日!

ビートルズ最初で最後の来日は、1966年です。僕はまだ生まれてません。

当時の日本で考えられる最大の会場、日本武道館を抑えて日本での公演はここだけ。

ビートルズ登場前の数組の日本人バンドの前座。やっと始まった本人たちのライブはたったの30分。

現代の音楽ライブに慣れている身としては違和感がいっぱいの内容だけど、日本でのこういう規模のライブ自体が、このとき初めてで、全てが手探りだったんだと思います。

この来日のときのビートルズの記者会見を僕の父親はテレビで見ていたらしく、そのときのことを、よく僕が子供の頃に話してくれました。

「この髪型は、貧乏で床屋に行くお金がないからなんだ!」

初期ビートルズのトレードマークである「マッシュルーム・カット」を指摘されて、ポールさんが答えたものです。

多分、ポールさんの得意なイングリッシュジョークなんだろうけど、僕の父親は真面目に聞いて涙ぐましい「美談」としてずっと覚えているみたい。あの世界的な人気者ビートルズも貧乏で苦労してきたんだなと。その後もビートルズにハマったわけではないみたいだし。

特に訂正する必要ないと思うので、一生そう思わせておこうと思います。

またこの武道館公演の時出演した前座の中には、我らがザ・ドリフターズもいたのは有名な話ですね。

僕の子供の頃は、ビートルズ来日公演の余波がまだ残っていて、よく、武道館公演の映像をテレビで見かけました。その中で子供心に覚えているのは、

ステージ上のポールさんの前のマイクスタンドの備え付けが悪くて、マイクが横を向いてしまうことでした。ポールさんがベースを演奏しながら、何度も腕を伸ばして、マイクの向きを治すんだけど、またすぐ、クルッと横を向いてしまう。

あれは、ポールさんがかわいそうでした。本当に何もかも手探りだったんですね。

日本人のビートルズ認識の誤解。名曲”Let It Be”

個人的な見解ですが、日本で一番有名なビートルズの曲といえば、”Let It Be”だと思います。

確かにいい曲だけど、ビートルズは他にも名曲がいっぱいあるのになぜこの曲なのか?

それは1981年に公開された映画「悪霊島」のテーマ曲として使われたからだと思います。

この映画はいわゆる角川映画で、角川映画といえばテレビCM。公開当時テレビで映画の怖い映像とともにこの”Let It Be”がよく流れてました。それがインパクトが強く、曲自体もメロディーが良くて、耳馴染みがいいので一般の日本人にも浸透したのだと思います。

でも、ビートルズファンからしてみたら違和感ですよね。なぜ、横溝正史さん原作のおどろおどろしい映画にビートルズの曲を使うのか?当時小学生でビートルズにまだ興味がなかった僕でさえ、違和感ありました。

その理由は映画本編を見てみるとわかります。前年の1980年にジョン・レノンさんが暗殺されるというショッキングな事件がありました。

映画の主役というか案内役の古尾谷雅人さん演じる三木津五郎という青年がジョン・レノンさんの訃報に接して、10年前の自分とその時に体験した事件を思い起こすという冒頭から始まります。

若い頃の主人公はヒッピー気取りの青年で、風来坊気取りでいろいろな地方を旅する中で、物語の舞台となる悪霊島と呼ばれる刑部島を訪れ、鹿賀丈史さん演じる金田一耕助さんと出会う。そんな出だしでした。

当時のヒッピー気取りの青年たちが好んでいたのがビートルズ。だからテーマ曲もビートルズという構図です。

でも、明らかに、ジョンの死を受けた設定なのに、実は”Let It Be”はポールの曲なんですよね。

ビートルズ時代の曲は、ジョンとポールどちらが作っても、”Lennon/McCartny”とクレジットされ、二人の共作とするという決まりがあるのですが、ファンならばどれが誰の曲なのかは大体把握しています。

そんなのこだわらなくてもと思うかもしれませんが、これが浸透してしまったため、テレビなどでジョン・レノンさんなど他のメンバーの紹介やニュースなどが流れるたびに、ポールさんが作った”Let It Be”が使われるという事態がいまだに続いてしまっています。

ジョン・レノンさん自身もインタビューで言っているのですが、生演奏付きのレストランに行くと、店長さんがサービスですと言って、ビートルズの曲を演奏してくれるんだけど、「これポールの曲なんだよな……」というようなことがしょっちゅうあったそうです。

ファンとしては二人のためにも、なんとか誤解を解いてほしいと願います。

皮肉にもジョン・レノンさんの訃報だけでなく、偶然同時期に亡くなった横溝正史さんの訃報も一役買って、この映画は大ヒットしました。

最後に、個人的に好きなポール・マッカートニーさんの曲。(オススメ曲)

ポール・マッカートニーさん限定にしても一曲なんて無理ですが、完全に今の気分と、ソロになってからの曲、そして、もうちょっと知られてほしい曲という視点でいうと、

“The Back Seat Of My Car”という曲になります。

ポールさんの2枚目のソロアルバム”Ram”というアルバムのラストを飾るドラマチックな展開の曲です。

一応イギリス限定でシングルカットされたそうですがあまりヒットしなかったみたいです。

このころのポールさんは、ビートルズを解散させた張本人的な扱いで、たくさんのヘイトを集めていたので、なかなかビートルズ時代のようなヒット曲に恵まれなかったことだけを付け加えておきます。

そして、ポールさんに限らず、ビートルズは存在自体が大きすぎるので、今後も機会があれば小出しに記事にしていこうと思っています。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました!

それではまたすぐ、お会いしましょう!

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