みなさん、こんにちは!

今回はBlurブラー特集の第4弾。彼らの4thアルバム”The Great Escape.”をご紹介します。

“The Great Escape.”このタイトルからスティーヴ・マックイーン主演の映画「大脱走」を思い出します。

デーモン・アルバーンがのちに結成するゴリラズの楽曲にも”Clint East Wood.”や”Dirty Harry.”といったタイトルがあるので’70年代あたりのハリウッド・アクション映画が大好きなんでしょうね。

またこのアルバムに収録されている”Country House.”とOASIS.の”Roll With it.”の売り上げ争いがBBCの朝のニュースで報道されるほど、両者の対立抗争の過熱ぶりも最高潮に達した感があります。

ちなみに売り上げ争いの方はBlurの”Country House.”が勝利しましたが、このアルバム”The Great Escape.”の売り上げはOASIS.の”Morning Glory.”に敗れ、世界的にもOASIS.の人気が台頭、同時にブリットポップブームの終わりを感じさせます。

4th Album.”The Great Escape.”’95年リリース。

ブラーのアルバムのジャケットアートワークの中でも、個人的に一番かっこいいと思うジャケット。

アルバム収録曲。

1.Stereotypes.

アルバム1曲目を飾り、シングルカットもされた曲。

このアルバムは「ブリットポップ3部作」のラストなんて呼ばれるけど、この曲を聴く限り、Blurのメンバー自身はブリットポップなんてものにさっさと見切りをつけて次の方向に向かっていることがわかります。

2.Country House.

こちらもシングル曲。アルバム発売に先駆けて発表されました。

OASIS.と売り上げ争いをした因縁の曲ですが、曲的には「ブリットポップ」の流れを完全に引き継いでいます。

ヴィデオの方もPINK FLOYDの”Another Brick on the Wall.”を意識した映像が盛り込まれたりと、かなりブリティッシュよりですね。

3.Best Days.

ゆっくりというかまったりとした感じの曲。

どことなく哀愁を感じる。

4.Charmless Man.

この曲もシングルカットされました。このアルバム収録曲中で1番好きな曲です。

PVと合わせて鑑賞すると、前作収録の”Parklife.”の系譜だと思います。

作詞のデーモンくん独特の風刺の効いた曲です。

またアルバム冒頭にシングルカット曲が連続で並んでいるキャッチーさも、好感度高いですね。

5.Fade Away.

イントロのリズムボックスの電子音が心地いい。

それでいてサビの部分のコーラスなど非常にBlurらしい曲だと思います。

6.Top Man.

サビのメロディーと口笛みたいなSEを織り込んだりと、聴きやすいポップな曲です。

7.The Universal.

こちらもシングルカット曲です。この曲が好きなファンは多い印象。

ストリングスを効果的に使ったバラード曲で前作収録の”To The End.”に通じるポップス。

U2のボノもお気に入りだとか。

8.Mr Robinson’s Quango.

ホーンセクションの使い方が効果的でかっこいい曲です。

ラストの”I’m Noughty boy.”をコーラスとの掛け合いで繰り返す部分がツボです。

9.He Thought of Cars.

カッコ良い曲なので、ファン制作のオリジナルヴィデオがありました。

10.It Could Be You.

シングルカットされてないけど、カッコ良くポップな曲です。

It Could Be You.(Live.)

スタジオ録音よりもライブで聴いていただきたい。

当時の武道館でのライブ映像です。

11.Ernord Same.

映画音楽的な楽曲。

もっと言えばビートルズのアルバムに入っていそうな1曲。

12.Globe Alone.

パンキッシュな曲に’80年代のシンセポップ的なアレンジを組み込んだ面白い曲。

本当にバリエーションが豊富な楽しいアルバムだ。

13.Dan Abnormal.

海外のYoutuberが作ったヴィデオがありました。

使われている画像が最近のBlurばかり。このアルバム発表時の若いBlurは見られません。

デーモンの歌唱がジョン・レノンを若干意識している感じ。

14.Entertain Me.

単純に中毒性のある曲。

いかにもブリティッシュ・ロックの伝統に則った、というか「ブリットポップ」な曲です。

14.Yuko and Hiro.

アルバムラストを飾る曲です。途中に日本語によるSEが挟まれています。

多分デーモンくんだと思うけど、この頃から親日家としての傾向を見せています。

Yuko and Hiro.(Live at Budokan.)

親日家で日本語が使われているので、当時の日本の武道館でのライブ映像です。

15.No Monsters in Me.(Bonus Track in Japan only.)

当時発売された日本版CD収録のボーナストラックです。

素晴らしい曲です。ファン作成のヴィデオがありました。(画質は最悪ですが。)

まとめ。Summary.

このアルバムが発売された’90年代というのは、CDの普及によって音楽も影響を受けました。

まず、’60~’80年代のミュージシャンやバンドによるアルバムと比べて収録曲が多くなりました。

この辺りにもメンバーはこだわっていると思われ、とにかく1曲が短いという傾向があります。シンプルでキャッチーで短い。そんな聴きやすい曲が数多く並んでいます。

またそれらがバリエーションに富んでいて、様々なジャンルに及んでいたらもう言うことなしです。

とてもいいアルバムなのに評価がイマイチなのは、前作と比べられてしまうことと、同時期に活躍したライバルでもあるOASIS.の”Morning Glory.”の大ブームが凄くて、存在が霞んでしまっていることだと思います。

しかし彼ら自身はすでに獲得したイメージに縛られてはいないし、それだからこそ、今後の活躍も目覚ましいものがあります。

ただ、このアルバムはもう少し評価されてもいいと思います。

それではここまで読んでくださって、ありがとうございました!

またすぐ、お会いしましょう!

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