みなさん、こんにちは!

今回はブラー特集の第6弾。6枚目のアルバム”13″をご紹介します。

“13”というアルバムタイトルの意味を調べても、結局わからなかった。

Amazonのレビューにアルバムジャケットの”13″が”B”に見えるとあったので、”Blur”の”B”かもしれません。

またアルバムジャケットのアートワークは、グレアムくんの描いた絵画だそうです。

前作から大きなサウンド的な転換をして思いがけず成功したけど、メンバー間の特にデーモンくんとグレアムくんの間の溝は深まり、このアルバム以降メンバーの個人活動も増えていきます。

またデーモンくんもプライベートでガールフレンドだったエラスティカのジャスティーン・フリッシュマンと’98年に破局しています。

アルバム全体的に前作以上にグレアムくんが主導権を握っています。

そんな当時のメンバー間のバラバラな心情や背景を反映して(影を落として)内省的な内容です。

また何よりも特筆すべきは、デビューからプロデュースを担当していたスティーヴン・ストリートではなく、マドンナなどで有名なウィリアム・オービットをプロデューサーに採用しています。

6th Album”13″’99年リリース。

グレアムくんが描いたアルバムアートワーク。

左上の数字”13″が確かに”B”に見える。

アルバム収録曲。

  1. Tender.

Blurのアルバムの1曲目は大抵地味な曲。

でも、アルバム全体が大人しめなのでこれでもキャッチーな方です。

それよりもついにBlurがゴスペルに挑戦。London Community Gospelle Quir.のゴスペルコーラス隊が盛り上げて、感動的な曲。

メインボーカルはデーモンくん。曲の進行はデーモンくんとグレアムくんの掛け合い。

Blurのファンでこの曲が一番という人多いみたいですね。

今までのヒット曲に比べて厚みのある曲。

2. Bugman.

前作で取り入れたグランジをさらに押し進めた曲。

でもグランジというかパンク要素強めですね。

3. Coffee and TV.

すごくリラックスした曲。作詞したグレアムくんがメインボーカル担当。

大人向けな曲で僕も大好き。

またカワイイ牛乳パックが街を冒険するPVが話題になりました。

Coffee and TV. Live in Japan TV ’99

前回の記事にのせた日本の歌番組出演時、実は”Coffee and TV.”の演奏もやってました。

西田ひかるにガン無視されちゃったけど、グレアムくん頑張ってます。

4. Swamp Song.

かっこいい曲だけど、薬について歌う曲は個人的にあまり評価したくないですね。

5. 1992.

シンプルな年号だけのタイトルです。

デビューアルバム発表後、アメリカツアーを敢行したときの辛い思い出を描いた曲です。

6. B.L.U.R.E.M.I

全体的にパンキッシュでちょっとグランジ。

いい感じにシンセの電子音を取り込んでいます。

新しく迎えたプロデューサー、ウィリアム・オービットの功績だろうか?

B.L.U.R.E.M.I Live in Rockidle fes.

超絶かっこいいので’99年のRockidle Fes.でのライブ映像。

多分、SEX PISTOLSの”EMI”へのオマージュ。

7. Battle.

イントロのシンセの電子音がかっこいい曲。

グレアムくんはこういうサウンドはあまりだろうけど、グランジとしてのイメージ固定を逃れるために必要。

だけどちょっと長い。ほぼインスト曲だし、プログレの影響だろうか?

8. Mellow Song.

イントロの電子音がヴェルヴェット・アンダーグラウンドの”Sunday Morning.”を思わせる。

それ以後はアコースティックギター一本に、抑揚のないデーモンくんのボーカル。

9. Trailerpark.

また同じような曲が続くなあ。

10. Caramel.

完全に方向性の迷走。

様々なジャンルに挑戦するのはいいけど、彼らの最大の武器であるポップさがない。

11. Trimm Trabb.

長い暗い曲の連続もこれでラスト。

Blurに特別な思い入れがない人には退屈ですが、それでも1stよりは聴けるかな?

12. No Distance Left To Run.

記事の冒頭にも触れたとおりデーモンくんが恋人との破局を迎えたことを赤裸々に歌った曲だけど、熱心なファン以外にはどうでもいいエピソード。

ただメロディーはキレイだし、グレアムくんのギターも相変わらずいい。極上のバラード曲。

2010年公開のBlurのドキュメンタリー映画のタイトルにもなりました。

13. Optigan 1.

アルバムラスト曲。教会音楽風の綺麗な音でアルバムラストをうまくまとめました。

The Beatles.”White Album.”ラストの”Good Night.”を思い出します。

14. I Got Law.

日本版CDのボーナストラックです。

Golliraz.のデビュー曲”Tomorrow Comes Today.”のデモ曲。

The Best Of Blur.2000年リリース。

’99年発表の”13″でBlurはバンドとしての活動に一区切りつけたようです。

それをよりはっきりさせたのが彼らの初のベストアルバム発表。

全18曲収録。収録曲はファンの投票によって決められました。

しかし最後に収録されている曲は、このベストのみに収録された新曲です。

18. Music is My Radar.

これまでのファンでも、この曲のためにCDを買ってもいいかな?と思わせる良曲。

彼らの新しい方向性を指し示しているようです。

PVは変だけど、それこそが彼らの通常営業。

映画好きの人は気づいているけど、彼らのPVはスタンリー・キューブリック監督の影響を思わせる映像が多い。

まとめ。Summary.

ちょっと内省的な世界観すぎるけど、それでも評価する人がいるのは彼らの熱狂的なファンがたくさんいるということ。

また彼らの苦難の道のりは、この辺りから内部分裂の危機へと突入します。

それが決定的になるのが次回作から。

また今回プロデュースを担当したウィリアム・オービットは今作のみの参加となりました。

のちのインタビューで2度とBlurとは仕事したくないと言っています。

多分デーモンくんはこの頃にはGollirazの構想で頭がいっぱいだったのかな?

またグレアムくんも、’98年あたりから誰よりも早くソロ活動を始めています。

“13”のアルバムアートワークを手掛けましたが、元々彼はロンドン大学でファイン・アートを専攻していました。

それではここまで読んでくださって、ありがとうございました!

またすぐ、お会いしましょう!

(Visited 5 times, 1 visits today)

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう