突然のYoutube利用不可

2017年12月Amazon Fire TVユーザーに衝撃の告知がありました。来年2018年1月よりAmazon Fire TVでのYouTubeアプリの利用ができなくなると言うのです。

その利用できなくなる理由の説明も一切ありません。

仕方なく、僕はAmazonカスタマーに電話して理由の説明を求めました。

受付の女性は「上のものに事情を聞いてきます」と言って席を外し、僕は電話口で30分近く待たされたあげく、「後ほどメールで説明します」という回答です。返信のメールが来たのはそれから1週間くらい経ってからでした。

その間僕は、回答を待ちきれなかったので、ネットで検索をかけました。すると笑っちゃうくらい簡単に答えはヒットしました。

でも、その理由が結構衝撃的だったのです。

大企業同士の身勝手な主張。

説明が遅くなりましたが、Amazon Fire TVとはAmazonが発売している動画視聴デバイスです。簡単に説明すると、一般家庭用TVのHDMI端子に差し込めば、そのテレビでAmazon Prime Video、Netflix、Huluなどの動画配信サービスが視聴できるというものです。(当然wifi環境も必要)

その動画視聴アプリのなかにYouTubeも含まれていました。それが突然、YouTubeが見られなくなるというのです。

僕が検索した記事によると、GoogleとAmazonの関係がこじれたらしいのです。この経過について詳しく説明します。

実はGoogleもChrome CastというAmazon Fire TVと同じような動画視聴デバイスを発売しています。当然Googleの主張として、Amazonが展開しているPrime TVをChrome Castでも配信してほしいとなりますが、Amazonはこれを断りました。

これに腹を立てたGoogleは、報復として傘下にあるYouTubeをAmazon Fire TVで視聴できないように配信を停止すると決定したというのです。

双方利害の食い違いや各々の主張はあるでしょうが、結果として困るのは何の関係もないユーザーですよね。

今後も家庭用テレビでYouTubeを見るためにはどうすればいいのか?

さて、突然配信停止を食らった我々ユーザーはどう対処すればいいのでしょうか?

考えられる選択肢をいくつか列記してみます。

  1. Youtube配信対応の新型家庭用テレビを買う。
  2. Google Chrome Castを買う。
  3. Apple TVを買う。
  4. iMacなどの大型ディスプレイを備えたデスクトップ型PCを買う。

この4つが考えられます。

1については最近流行りの動画視聴もできる一般家庭用TVというのは結構あります。というか、ほとんど標準でこういう機能が付いています。

しかしまた、最近は高画質化が進んでいて、4K対応も標準なので高価な買い物ですね。

2については、一番コスパが高い現実的な対応策です。しかし当然Chrome CastではPrime Videoが見られないので、Fire TVも継続で併用するかたちになります。

3ですが、Appleも実はApple TVという動画視聴デバイスを発売しています。

ここで注意が必要なのですが、つい最近(2019年3月)にAppleが発表したApple TV+は動画配信サービスのことで、この動画視聴用デバイスApple TVをデフォルトの視聴デバイスとして展開しようというもの。

今年2019年3月のApple新作発表会で一気に注目を浴びましたが、この当時はあまり普及していないし、知られてもいなかったように思います。なぜならAmazonやGoogleに比べて高価だし、形も大きい据え置き型です。このスタイルはいまでも崩れておらず、デザインに定評のあるAppleのこだわりなのでしょうか?

それでもAppleはAmazonともGoogleとも関係がこじれていないので、これ一台あればPrime VideoもYoutubeも視聴できます。

4を選択肢として選ぶのはディープなApple信者だけでしょう。おそらく最高画質を求めるのなら、iMacを買うことになりますが。

では、実際に僕はどのような解決策を取ったでしょうか?

実は、1〜4のどれでもないのです。

やむを得ぬ意外な解決策

当時は僕はMac Book Airを使用していました。だからこそ、動画視聴はテレビの大画面で見るために別に、Fire TV Stickというデバイスを購入して、おもに映画やドラマ視聴に使用していました。

僕は音楽好きなのでYoutubeの使用が最も多く、画質の関係でMac Book Airの画面で見ていたのですが、次第にこれもテレビの画面で見ることが多くなって行ったのです。

一度慣れてしまうとやはり元には戻れなくなるんですね。今後YouTubeの視聴は小さい画面で我慢しようという風には思えませんでした。

しかし、ここで全く別の原因で肝心のMac Book Airの具合がおかしくなり、Apple Care サポートに何度も電話したのですが、結果クラッシュしたまま復旧せず、新しいPCを購入せざるを得ない状況に追い込まれたのです。

急な出費だったので持ち合わせがなく、当時Appleの公式のラインナップの中で最も安価なMac Miniを購入しました。

このMac Miniとは本体のみの販売でキーボード、マウス、ディスプレイは自分で個別に用意するタイプです。ディスプレイは家庭用テレビでも対応しています。

そう、家庭用テレビにMac Miniを繋げるので、結果的にテレビで動画視聴ができるようになりました。

もちろん、Apple製品なのでYoutube規制圏外です。

全くの不可抗力で、問題は解決しました。でも、果たしてこの事態を一石二鳥と呼んで能天気に喜んでいていいのでしょうか?

その後、この問題はどうなったのか?

この後、つまり2018年以降はFire TV Stickは必要なくなったのですが、惰性というか愛着もあったのでしばらく使っていました。

まず、Fire TV Stick対応の動画コンテンツの中から確かにYoutubeアプリは消えました。

しかし、Fire FoxとSilkという謎のアプリが追加され、それを経由するとYoutubeを視聴できるというカラクリになっていました。つまり、以前と変わらずFire TVでもYoutubeを視聴できたのです。

しかし、これははっきりと確認したわけではないのですが、Googleが配信を停止している以上、違法な措置なのではないでしょうか?

当時はゲームでいう裏技みたいだと思っていましたが、これは企業同士の契約や法律も絡んでくる問題です。一度企業法務の専門家の意見などを聞いてみたいものです。

そして、それからさらに1年が経った現在はAmazonとGoogleの関係は元に戻り正式にYoutubeも視聴できるようになっているそうです。

まとめ。Summary.

とにかくこの事件を通して思ったことは、大企業同士の身勝手な喧嘩に巻き込まれ、一番しわ寄せを食っているのが消費者である一般ユーザーだということです。

本来、企業が最も大事にしなければならない存在ではないでしょうか?

とにかくAmazonとGoogleは仲直りして良かったですが、その仲直りまでにおよそ一年を要しています。今回は、Amazon側が裏ワザ的な代換措置を用意していましたが、そもそも正規の解決ではないし、なんとなくユーザーとしても後ろめたい気持ちになります。

そして、両社の関係修復までが結構長いと感じますね。でも、永遠に決別したままのような気もしていたので、多少はユーザーのことを考慮していると考えるべきなのでしょうか?

今回のような大企業間の勝手な喧嘩という事例はたくさん存在するし、いつも被害を被るのは消費者だという事実を簡単に受け入れていいのでしょうか?

というわけで、今回はここまでです。読んでくださってありがとうございました!

それではまた、すぐにお会いしましょう!

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