
みなさん、こんにちは!
前回に続きApple2019最強新製品”AirPodsPro”のユーザーレビュー続編です。
今回はいよいよ目玉である「アクティヴ・ノイズキャンセリング」(ANC)機能についてじっくり解説してみます。

発売して3ヶ月あまりで、現在もなお予約1ヶ月待ちの爆発的売れ行き。
もはや社会現象!

「イヤーチップ装着状態テスト」

さてiPhoneなどの音楽媒体とのペアリングが終わりましたが、AirPodsProの特徴として「カスタマイズできるイヤーチップ」があります。

Apple純正でイヤーチップまで製造、付属って結構すごい。
実はそのイヤーチップが自分の耳に合っているかどうかをテストすることができます。
それが「イヤーチップ装着状態テスト」

iPhoneとペアリング後、iPhoneの設定アプリの中の”Bluetooth”の項目に出てくる”AirPods Pro”の後ろの赤い矢印の先のiマークをタップ。

AirPods Proの設定の中の下の赤い矢印の先(青い文字)に注目。
AirPodsProを耳に装着した状態で……
「イヤーチップ装着状態テスト」をタップ。

上のような画面が出てきます。
「続ける」をタップ。

テスト画面が出てきます。赤い矢印の先をタップ。
テストスタートです。

現在テスト(測定)中。(当然この間AirPodsProを耳から外さないように)

上がテストの結果です。
僕のテスト結果は、左のイヤーチップを大きいもの(L)に交換すればいいみたいですね。

アクティヴ・ノイズキャンセリング切り替え。”Active Noise Canceling Switching.”

“ANC”(アクティヴ・ノイズ・キャンセリング)機能には3つの切り替えモードがあります。
今回もiPhoneの設定アプリから解説します。

iPhoneの設定アプリ内。
AirPodsPro設定画面の「ノイズコントロール」にて切り替え。
1.ノイズキャンセリング

こちらを押すだけ。
- MacOSの場合。

前回の記事でも書きましたが、Mac OSの場合は画面上部のメニューバーから切り替えできます。
2.オフ

ノイズキャンセリング機能をOFFる場合。
3.外部音取り込み

そしてANC機能と同等くらいに、いやそれ以上だと評価する人もいるのがこの「外部音取り込み」モード。
「外部音取り込みモード」をONにすると、耳に何もつけてないくらいの自然でクリアな外音を聞き取れます。
例えば、電車に乗っていて車内のアナウンスを聞きたい時。
ノイキャンをONにしているときに、不意に人に話しかけられた時。
コンビニなどでレジで支払いする時など。
AirPodsProをいちいち耳から外す必要がありません。
でも個人的にはノイキャンモードは、iPhoneなどを使うよりもAirPodsPro本体で切り替えるのが一番簡単です。(おそらく多くの人がそう思うでしょう。)

初代AirPodsでは本体をタップしていましたが、Proでは「ちぎれうどん」の凹み部分を指で押して操作します。
「ピコン!」と言う音がしたら操作完了。

ノイズキャンセリングの世界。
この動画ではノイキャン機能を短い時間で擬似体験できます。
「ノイズキャンセリングとはどう言うものか?」と言う疑問に率直に端的に回答してくれます。
下はこの動画を作った「瞬間男子りっくん」さんのブログのURL。
https://rikublog.jp/airpods-pro
またここは僕個人の感想ですが、AirPodsProのノイキャン機能は「日常のノイズを消去」する機能という印象です。
周囲の”音”を全て消し去ると言うわけではありません。
SonyやBoseなどのヘッドホンの高機能ノイキャンが必要な場面は飛行機に乗っている時などに必要なくらい。(睡眠を取るなら尚更)
またJALなのかANAなのかはわからないけど、日本の航空会社では旅客機にSonyの最新ノイキャンヘッドホンが置いてある場合もあるとか。
AirPodsProの場合は外出先で作業するとき、外の音が気になる時、作業に集中したい時にANCをONにしてください。

また外を歩くときや、自転車、車などで移動する時(要するに公衆の道路上で)はノイキャンは危険ですからご注意を。

「外部音取り込みモード」と「ノイキャン機能OFFモード」の違い。

上の画像は勝手な「ノイキャンONの世界」の画像イメージ。
ここで気になるのは、「外部音取り込みモード」と「ANC機能OFF」の状態は何が違うのか?という疑問です。
僕は本製品を手に入れる前は、勝手に次のように思っていました。
- 使用前
「外部音取り込みモード」→ノイキャン機能がOFFになり、流れている音楽もボリュームが小さくなり、外の音が聞きやすくなる。
「ANC機能OFFモード」→音楽を聴いていてもノイキャン機能がOFFだと周りの雑音も耳に入ってくる。(通常のイヤホン使用時と同じ)
でも実際に使ってみると、ちょっと違うとわかりました。
- 使用後
「外部音取り込みモード」→音楽は小さくならない。外部のノイズ(特に人の会話が聞こえるようになる)つまり音楽を聴きながら人の会話がクリアになる。
「ANC機能OFFモード」→通常のイヤホン使用時と同じ。(使用前のイメージと同じ)周囲の雑音は聞こえるけど、イヤホン内に流れる音楽のボリュームによって多少打ち消せる。
このニュアンスをもう少し詳しく説明すると、例えば音楽を流さない状態だとよくわかります。
- 音楽を流さないでAirPodsProを装着。
「ANC機能ONモード」→耳に装着しただけで周囲の日常環境音が遮断されます。(もちろん全てではありません)
「ANC機能OFFモード」→そこでノイキャン機能をOFFにすると普通に周囲の環境音が入ってきます。
「外部音取り込みモード」→外部音取り込みモードをONにするとさらにクリアに周囲の環境音(特に人の会話)がはっきり聞こえるようになります。
つまり人と会話する時に役に立つ仕様です。
外出先で音楽や作業に集中していながら、ふと外部の”音”に注意を向けたいときに(特に人の会話が)クリアになります。
逆にノイキャンは人の会話を遮断して意識を音楽や作業に集中させる機能と言うこと。
不思議ですが、これがAirPodsProの「外部音取り込み」機能の特徴です。
このANC機能の技術的メカニズムに興味がある方は下のApple公式ページの解説を参照してください。
/https://www.apple.com/jp/airpods-pro/
AirPodsProの機能(特にノイキャン機能や外部音取り込み)の説明なら「ワタナベカズマサ」さんの動画が一番わかりやすかったです。
それとこの「ららまろ」さんは実際に飛行機に搭乗してノイキャン機能のテストをしています。

とりあえずまとめ 。For The Time Being Summary.

ノイズキャンセリング機能の解説だけで、結構長くなってしまいました。
ここで一区切りさせていただきます。(結局2回目でも収まらなかった)
次回は聞き分ける耳は持っていないけど、僕なりに感じた音質やその他のまだ紹介していない機能面などの解説を記事にしたいと思います。
そう言うわけで、今回のまとめも短くします。

音質については、基本街中での使用は音楽はBGMとしてながら聴きなので、特別にいい音を求めても仕方ないんじゃないかな?とは思います。

どうしても高音質を求める人は、自分の部屋でどっしり構えて高いスピーカーから聴こえる”音質”を楽しんでください。
究極の話、良い音質を求めるならワイヤレスのイヤホンなんてもってのほかでしょう。

それではここまで読んでくださって、ありがとうございました!
またすぐ、お会いしましょう!
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jacotosh
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