

みなさん、こんにちは!
今回はMagic Mouse2(Space Gray)のレビュー第3弾です。
前回の記事でちょっと触れたように、Apple純正のMagic TrackPadとの比較を中心に紹介します。
購入を検討している方は参考にしてください。
それでは、行ってみましょう!

Apple Magic TrackPad2


現在Apple公式が扱っているMagic TrackPad2は2種類。


上のMagic TrackPad2スペースグレイとシルバー。(画像をクリックするとApple Officialに遷移。)
これらは色が違うだけで、性能は同じです。
赤のアンダーラインに注目。
スペースグレイが¥14,800→シルバー¥12,800
やはりスペースグレイ の方が¥2,000高い。

また、MacBookシリーズならMagic Trackpadは標準装備です。

感圧タッチトラックパッドの基本性能


まずMagic TrackPad2というのはAppleから単体で販売されているトラックパッド。
Appleでは、この単体のトラックパッドとMac Bookシリーズに装備されているトラックパッドの総称として、「感圧トラックパッド」と呼んでいるみたいです。
その「感圧トラックパッド」の基本性能については詳しくは、Apple公式の解説を参照してください。
https://support.apple.com/ja-jp/HT204352
ここで、システム環境設定の画面をご覧ください。

システム環境設定の画面。
赤矢印の先の「トラックパッド」をクリック。

こちらが「トラックパッド」の設定画面。
赤のアンダーラインに注目。

「その他のジェスチャ」の左側。

トラックパッドに割り当てられるジャスチャが7つもあります。

マウスのジェスチャは3つしかありません。
ジェスチャに関しては圧倒的にトラックパッドの方が優れています。
この優れたジェスチャは、Apple製品として誇れる部分で、Windowsパソコンでは体験できません。
こちらはApple Supportの公式チームが作っているTrackPadのジェスチャ解説動画です。
(解説は英語ですが、動画の通りに操作すればいいので)

Magic Mouse2 v.s. Magic TrackPad2


感圧トラックパッドはMagic Mouse2に比べて、割り当てられるジェスチャが多いというのは、先に書きました。
ここではもう少し、Magic Mouse2と感圧トラックパッドの違いについて比較してみたいと思います。
- 感圧タッチに対応、非対応
この点において大きくマウス派かトラックパッド派かに分かれると思います。
感圧タッチとは、別名”3D Touch”とも呼ばれます。(この呼び方は主にiPhoneなどのiOSで使われ、iOS13では対応していません)
説明するためにもう一度、システム環境設定の画像を。

トラックパッド設定の「ポイントとクリック」左下の項目に注目。

赤線を引いた「強めのクリックと触覚フィードバック」にチェック。
システム環境設定の説明動画をそのまま転載しました。
代表的な使い方としては、調べたい文字の上にカーソルを置いてトラックパッドを指で強く押し込むと、自動的に辞書が立ち上がり、その文字を調べてくれます。
Magic Mouse2にはこの機能は対応していません。
- ドラッグ&ドロップは断然、Magic Mouse2
感圧TrackPadの方が断然Magic Mouseより優れている印象ですが、Mouseの方が優れている点が、ドラッグ&ドロップ操作です。
Magic Mouse2ならドラッグしたい文字列にカーソルを当て、マウスをクリック。
クリックしたままマウスを滑らせればいい。
感圧トラックパッドの場合は、ドラッグしたい文字列にカーソルを合わせ、トラックパッドを指で押し込む。
押し込んだままその指を滑らせ、ドラッグする。(トラックパッドの面積範囲内で)
両者のわかりやすい比較動画がありました。
このイマムラケンタさんはMouse派みたいですが、個人の好みでいいし、用途に合わせ選んでください。
ざっくりいうと、動画編集や画像編集をする人はMouse。
文章やブラウザ操作メインの人はTrackPadという捉え方でいいと思います。
また、Appleが推奨しているのは明らかにTrackPadだけど、Magc Mouseも他社製マウスより明らかに使いやすいし個性的です。
そういう意味で最終的に「好みで」という結論です。
※以前紹介した高校生Apple信者ブロガー「ケンボウ」さんも2つの比較記事を書いたのでよかったらどうぞ。

感圧トラックパッド、3本指ドラッグについて


感圧トラックパッドのドラッグ&ドロップのやりづらさを補う機能として、「3本指ドラッグ」があります。

公式サポートで上のように簡単に説明されているだけですが、要するに、TrackPadを押し込まなくても、3本指でドラッグ&ドロップできる機能です。
- 設定の仕方。

今回はシステム環境設定の赤丸部分、「アクセシビリティ」をクリック。

左側の赤ライン「ポインタコントロール」をクリック、さらに、
右側の下の赤ライン、「トラックパッドオプション」をクリック。

するとポップアップしてくるメニューの中の赤矢印の先、「ドラッグを有効にする」にチェックを入れる。

その選択肢の中の赤矢印の先、「3本指のドラッグ」をクリック。
これで3本指ドラッグが有効になります。
※この「3本指ドラッグ」は実際に使ってみると、多少ドラッグがやりやすくなるというだけで、やはりマウスのドラッグのしやすさには及ばない印象でした。

Magic Mouse2は、「マウスパッド」はいらない?


僕世代は、マウスといえばマウスパッドは必須という感覚ですが、実はMagic Mouse2はじめ、この記事でよく紹介するLogicool MX AnyWhere2Sなどは滑りもいいので、平らなデスクの上ならマウスパッドは要りません。
※またその辺りが持ち運べるマウスの魅力。
実際Apple公式のHPでは、マウスパッドは扱ってません。
それでもMagic Mouse2はガラステーブルの上ではやはり使いづらく、同じガラステーブルの上でも使えるというAnyWhere2Sはサイズも小ぶりだし、持ち運び用にも最強です。
とにかくマウスパッドの用途としては、マウスの滑りをより滑らかにする以外では、

リストレスト(手首休め)付きを買って、手首の負担を軽くするか、

ワイヤレス充電器付きでiPhoneを充電しながら使うか?
いずれにせよ、持ち運び用ではありません。

最新マウスの種類。


ここでは最近のマウスにはどんなものがあるのか、ワイヤレス・マウス限定で見てみたいと思います。
※またゲーミング・マウスなどの専用的すぎるマウスと、電池式も除外しました。
- Logicool MX MASTER 3

マウスなどのPC周辺機器メーカーとしては定番のLogicoolの現行最高クラスのマウスです。
logicoolのMXシリーズはジェスチャがカスタマイズできます。
このMX Master 3は、3台のPCとbluetooth同時接続で、MacでもWindows機でも自由に1つのマウスで操作できます。
- Logicool MX ERGO

同じLogicoolさんから、こちらはエルゴノミクスデザインに特化したタイプ。
エルゴノミクス・デザインとは人間工学に基づいて、長時間使用しても手首などの負担が軽くなっているデザインです。
つまりマウスを動かすのではなく、本体左側のトラックボールを回してカーするを操作します。
実際マウスを頻繁に使う仕事をしている人用。
- Microsoft Surface Arc Mouse

こちらはMicrosoftさんが出している、Surface用のマウス。
アーク型デザインがおしゃれ。もちろんMacでも使えます。
操作性はMagic Mouse2のようにタッチスクロールはできますが、タッチジェスチャーには対応していません。

上の写真のように平らにすると電源オフ。

上のようにアーク型に折ると電源オンです。
デザインはいいけど、操作性が中途半端でMagic Mouse2より高いので、Surfaceユーザーにしかニーズはないかも。
- Logicool MX AnyWhere2S

とにかくApple Magic Mouse2以外だったら、個人的にはこのLogicoolさんのMX AnyWhere 2Sがカスタマイズ、サイズ、コスパなど総合的に見て最も魅力的です。
ぜひ実際に使ってみて、レビューを書いてみたいですね。

Magic Mouse2とMagic TrackPad2どちらを選ぶか?


僕が利用しているSNS,”Quora”で上のタイトルのような質問を提出したところ、たくさんの回答が寄せられました。
その中から参考になった回答をいくつか転載します。
Hansoll Kimさん。
『僕はロジクールのAnywhere Mouse シリーズを11年くらい使っています。最古の現役機種もAnywhere Mouse M905です。現在M905はお母さんが使うノートPCで使っていて、私は後継機の後継に当たるMX Anywhere 2sを使っています。これ握り心地も良いし、ポータブル用にふさわしくコンパクトなのに、(手が大きい方ですが)デスクで使っても小さい感を感じさせない、必要なボタンは全部あって、何より名前通りマウスが滑られる表面が有れば、ジーパンの上でも、ホテルのガラステーブル上でもどこでも動きます。ほぼ変わらないデザインで11年間3世代に渡って改良だけ少しされながら引き継がれたほどそもそもの完成度が高いです。
唯一弱点と言えば、このシリーズ全部、右利き専用ですね。』
KimさんのようにLogicoolのAnywhere Mouseシリーズを推す人は多かったです。
ただやはりマウスよりもトラックパッドを推す人が多かったです。
深澤千尋さん。
『私はWindowsでトラックボールなんですが、Macのトラックパッドは現代の魔法というくらいよく出来ていると思います。二本指、三本指のジェスチャーがいいですね。マウスは机にスペースを必要とするしもうあんまり選ぶ理由がないんじゃないですかね。ノートとデスクトップと両刀使いもシームレスだし。』
さらにTrackPadは積極的に使うべきという人も。
Murakami Tomoyaさん。
『ありません。現状、慣れてれいなくてもトラックパッドを使うべきです。Windowsのトラックパッドより圧倒的に使いやすいです。わたしはマウスをやめて10年になります。マウスを使うのは時間の無駄です。わざわざキーボード上から手をキーボードの外に持っていって動かすっていうのはインダストリアル・エンジニアリングの観点からしてももったいないです。より効率的に仕事をするためには、忍耐力を持ってトラックパッドを使い、マウス以上に仕事が早くなることを体感してください。図表を作るなどの作業でも、絶対にマウスよりトラックパッドの方が早いですよ。』
ただ、TrackPadの弱点として、このような意見を言う人も。
山田太郎さん。
『うん、トラックパッド、手が攣りそうですよね。うちの部署ではほぼ全員が四六時中デスクトップpc画面に向かっており、ノートpcなど使用中の者は皆無なのですが、これから全員にノートpcを配布して有線LANを廃止するという計画が「社長の肝入り」で進んでいます。目指すはフリーアドレスってやつですね。この計画が公になった時、誰もがデュアルディスプレイとマウスキーボードが接続できるのか?という質問を投げかけていました。ん?フリーアドレスどこいった。
上のリンク先には「腱鞘炎予防マウス」が並んでいます。「マウス 人間工学」で検索して見つけました。ご参考まで。』
そんな中で次の回答が、個人的には最も参考になりました。
Suzuki Tomomiさん。
『結論から申し上げますと、主な利用目的による所が大きいと思います。
Magic track padは、見ての通りMacBookシリーズのトラックパッド部分を取り出したその物です。トラックパッドでの操作で充分、もしくはそちらの方が慣れてるのならそちらを選ぶべきです。
ただ、マウス操作が必要もしくはそちらの方が慣れてるならMagic Mouseの方が良いです。
もう長くお使いならわかると思いますが、マウス程高度な操作が出来るツールは存在しないです。私はデザイン制作などを行う為、アプリケーションがマウス操作前提のモノが多いし使い易いです。特に1ピクセル単位での作業は、トラックパッドのそれには遠く及びません。
また、MacBookシリーズをお使いなら、マウスとトラックパッドの両方を同時に使えると言う利点もあります。
最後に一言。Magic Mouse 2の充電について。毎日8時間以上使い続けても2〜3週間は持ちます。なので、そんなにそこで苦労は有りません。心配なら寝ている間に充電しておけば充分です。」
どちらにするべきか迷っている読者の方も、上にあげた回答を参考にしていただければ幸いです。

まとめ。Summary.


結局Apple Magic Mouse2(Space Gray)のレビュー記事も3つの記事になってしまいました。
まとめ的に言いたいこともほぼ本文中に書いてしまいました。
とにかく一番言いたいことは、これです!

Appleさんには「これ」を何とか改善してほしい。

オーソドックスなこのスタイルにするか?
それとも一気にQI充電(ワイヤレス充電)対応にするか?
それともUSB-TypeAや光学Disc Driveのように突然スパッと切り捨てるか?
(今年の新作iPhoneから、Lightning端子もなくなるとの噂です。)

Appleさんがマウスを今後どうするのか、ポインティングデヴァイスの未来自体をどう捉えているのか、楽しみです。

それではここまで呼んでくださって、ありがとうございました!
またすぐ、お会いしましょう!

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