音楽好きと、信者、新規(ミーハー)、との違いとは?

今回の記事では、僕なりの音楽との向き合い方と、最近の若い人がどう言う風に音楽を聞いているかを比較してみようと思います。

向き合い方と言うと、ちょっと難しそうだし、第一音楽との向き合い方なんて人それぞれでいいじゃないかと思われるでしょうが、くだけた言い方をすれば、「音楽との付き合い方」の一つのパターンを提示するだけですので、気楽に読んでみてください。

それと、一人一人それぞれの考え方があるのはわかりますが、やはり全体的な傾向というものもあります。特に最近の若い人たちの音楽との付き合い方の傾向について最近思うことがあるので、記事にまとめてみようと思いました。

最近の若い人たちの音楽との付き合い方。(ある音楽関係の記事で見かけたインタビュー)

この記事を書くきっかけになったのは、ある音楽関係の本を読んでいて、そこに掲載されていた、新宿にあるライブハウスのオーナーさんのインタビューを読んだからです。うろ覚えですが、概要は次の通りです。

「最近のお客さんは音楽を聴いていない。自分の好きなバンドの音楽ではなく、ヴィジュアルや、そのバンドやメンバーのキャラクターが好きで応援している。だから、他のバンドのステージが始まったら全く興味を示さずにすぐ帰ってしまう。昔のお客さんはちゃんと音楽を聴くし、興味を持っているのでので、他のバンドのステージが始まってもちゃんと聴いて好き嫌いを判断する。そうして、音楽の幅が広がる」(あくまで概要です。)

このインタビューを読んだ時、このことは最近のライブハウスの客層だけでなく、最近の若い人たちの音楽との付き合い方にも当てはまると思いました。

思えば、最近の若い人に大人気のバンドやミュージシャンは、全員ではないけど、キャラクター設定の作り込みがすごいですよね。アイドルを応援している人たちにも言えると思います。

でも、僕自身は、バンドやミュージシャンたちの強いキャラ設定やアイドルの存在そのものを否定するつもりはありません。

むしろ本当の音楽好きは、ミュージシャンたちのスタイルにはあまりこだわらず、分け隔てなくたくさんの音楽を聴いています。それこそ、様々なジャンルにまたがり、しかも古今東西の音楽を幅広く聴いています。

音楽迷宮の入り口。(音楽初心者から信者へ。そして、信者からの脱却を経て音楽リスナーになろう。)

確かに僕自身も若い頃からミュージシャンのキャラクターというかヴィジュアルから入って、そこからじっくり彼らの作る音楽を聴き込んで、さらに好きになるというパターンでした。周りの友人たちもほとんどがそう。ミュージシャンやバンドのヴィジュアルやキャラクターなどは音楽入門としては決して悪い入り口ではないはずなんです。

では、昔の音楽好きと今の若い人たちの音楽の向き合い方とは、何が違うのでしょうか?

僕が思うに、今の若い人たちはそのヴィジュアルやキャラクターから入って、そのまま信仰心の厚い信者になってしまうみたいです。

強烈な個性を持ったミュージシャンやロックスター、アイドルには、強く惹かれるのが当たり前です。でも、そういう人たちは最近の傾向として信仰心が強すぎて、強い信仰心を示すことが美徳だと思っている節さえあります。

ミュージシャンとっても、CDが売れない時代とあっては、個性で惹きつけてライブなどに熱心に通わせるしかありません。具体的にいうならライブでの物販が現在のミュージシャンや音楽関係に携わる方達の主な収入源らしいです。

こういう音楽との向き合い方も悪くはありません。でも、他のミュージシャンを聴いてはいけないという忠誠心の示し方はちょっと深入りしすぎです。

それだけにとどまらず、最近ではネットの掲示板やSNSなどで、自分の応援するミュージシャンのライバルや同業者、たまたまの共演者に喧嘩を売り、売れらた方も喧嘩を買って、醜い争いを繰り広げています。

究極のことを言ってしまえば、信仰心が強くても、肝心の音楽を聴いていないと言っていいと思います。これではあまりに勿体無い。

せっかく素晴らしい音楽というものに出会ったのなら、もっと他にも違う感動を与えてくれる違う形をした音楽があるかもしれない。そういう好奇心を持つことが大事だと思うのです。

そこには、素晴らしい音楽という広大な楽しい未知の世界が広がっているのですから。

せっかくなるのなら、ある特定のミュージシャンという狭すぎる世界だけを見るのではなく、音楽という巨大な娯楽の信者になってほしいですね。

まとめ。Summary.

世の中には残念ながら、音楽だけでなくあらゆる芸術、趣味、スポーツに何の関心もない人が存在します。そういう人たちは日々無気力にただ空気のように生きている。何だか哀れです。

せっかく、良い音楽に触れたのなら、それをきっかけに、音楽というものをもっと掘り下げてみよう。今まで知らない世界が広がっています。今までは、そんな未知の世界を知ったって、何の得もないと考えていた人も、その面白さに納得するはずです。

そしてこれは、何も音楽に限った話じゃないのです。映画、読書、スポーツその他の楽しみ全てに共通して言えることです。

無知が故に、何も知らないというのを武器に、自分の趣味にはまっている人たちを侮辱してしまうというのは悲しいことです。

信者の段階で止まっている人たちならまだしも、その人たちが好きなミュージシャンにまで侮辱が及ぶこともありますからね。

ミュージシャンに限らず、自分の好きなことに打ち込んで、日々精進していく人たちは、キラキラ輝いていて素晴らしい。

いずれは、この無知で無気力すぎる人たちについてもやはり音楽などを例にして、記事を書いてみたいと思います。

そういう無気力無関心な人たちから一歩抜け出した位置にいるのが「信者」達ですね。そこまでくれば、今まで眠っていた好奇心・探究心は揺り動かされたわけですから、さらにその好奇心・探究心を貪欲に突き進めてみてほしいですね。

できれば自らの力で、ヴィジュアルや強いキャラクターの魔力から抜け出して、外の世界に目を向けて欲しいですね。

それでは、ここまで読んでくださってありがとうございました。

またすぐ、お会いしましょう!

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